【動画】
【歌詞】
1永劫回帰《正義》の証明
絶対的な感情論
合理性を問わぬ無秩序で
究極的な肯定感
排他主義《民意》の構築
最終的な決定権
優位性を求む無差別で
効率的な解決法
インフルエンサ 《病理》の解明
集合的な閉塞感
人間性を持たぬ不気味で
隷属的な精神論
宗教的《異端》の放逐
宿命的な敵対性
協調性を持たぬ、不快で
反抗的な逸脱者
ムカつく奴を否定する言葉を
《正義》と呼ぶらしい
……何だって？
それならお前の敵はいつだって
《正義》の味方じゃない？
最前線を称える言葉を
《民意》と呼ぶらしい
……何だって？
それならお前の考える事は
《民意》の否定じゃない？
言われたところで痛くないように
一歩引いたふりをして
誰かに罵声を浴びせる野次馬
それが匿名(あいつら)の正体さ
それでも誰かに認めて欲しくて
賢くなった つ も り で
意思表明を行う素人
それが匿名(おまえら)の正体なのさ
2
堂々巡り《正義》の証明
感情的な価値観
応用性に欠いた、曖昧で
対立的なスタンス
陰謀論、《民意》の構築
人為的な圧力
民主的な多数決に似せた
煽動的な強制力
自分の行為の正当化さえも
《正義》と呼ぶらしい
……何だって？
それならお前の発言全てが
《正義》の侮辱じゃない？
自分の正義の正当化だけを
《民意》と呼ぶらしい
……何だって？
それならお前の行い全てが
《民意》の操作じゃない？
聞かれたところで答えないように
中立的な ふ り を し て
自分の利益を守るハイエナ
それが匿名(あいつら)の正体さ
それでも誰かに認めて欲しくて
大きくなった、 つ も り で
傷の舐めあいを行う集団
それが匿名(おまえら)の正体なのさ
3
悲劇的なまでに周りに流され
存在意義を求めて踊らされ
刹那的な快楽を求めて
自分を捨てるのさ
他人を愚かと嗤う(修正版)事だけが
《匿名》達の生き甲斐で
自分の何かを育てる事なく
他人を恨むのさ
言われたところで痛くないように
何かわかった ふ り を し て
尊厳だけは守るルサンチマン
それが弱者(にんげん)の正体さ
超人思想 他人への興味も
既になくした ふ り を し て
シャーデンフロイデを隠せない(他人の不幸を喜ぶ)凡人
それが《ニヒリスト》(この僕)の正体さ
それでも誰かに認めて欲しくて
賢くなった、つ も り で
全てを否定し居場所を無くした
それが愚か者(この僕)の正体なのさ
【蛇足】
《正義》とは何か。
本質的にそれは「集団にとって都合の良い事」であり、集団を助ければ正義、邪魔すれば悪となる。
《民意》とは何か。
本質的にそれは「集団の妄想」であり、集団を受け入れれば善人、集団を拒絶すれば悪人となる。
言ってしまえば、集団などただのカルト教団に過ぎず、その教団に仇(あだ)成すものを成敗する事すら《正義》と呼ばれ、相容れない存在を悪人に仕立て上げる事すら《民意》と呼ばれている。
動物には快、不快があり、獣は不愉快な存在を叩きのめして快楽を得る。
人間はそのプロセスを正当化する為に《正義》という言葉を用い《民意》を育て、自らの原始的な欲求を文明的に満たしてきた。
その結果、人間は悪を許さぬ集団以外の生き方を失い、本質ではなく額面、合理性ではなく快・不快で判断を行う下衆(ゲス)に成り下がった。
しかしてその集団としての生き方に疑問を持ち、自らの判断基準に従い生きるとして、未だに人は快・不快や正当化から逃れる事ができず、ニーチェの言うところの【超人】に至る事はかなわない。
つまるところ【ニヒリスト】とは《正義》や《民意》のカルト宗教からの独立を目指した異端者であり、新たな信じるところを持たぬ哀れな存在である。
悲しくも彼らは、結局自らの判断を正当化する為に「賢くなったつもりで」全てを否定し、新たな《正義》を作り上げるしかないのだ。
本質的にそれは「集団にとって都合の良い事」であり、集団を助ければ正義、邪魔すれば悪となる。
《民意》とは何か。
本質的にそれは「集団の妄想」であり、集団を受け入れれば善人、集団を拒絶すれば悪人となる。
言ってしまえば、集団などただのカルト教団に過ぎず、その教団に仇(あだ)成すものを成敗する事すら《正義》と呼ばれ、相容れない存在を悪人に仕立て上げる事すら《民意》と呼ばれている。
動物には快、不快があり、獣は不愉快な存在を叩きのめして快楽を得る。
人間はそのプロセスを正当化する為に《正義》という言葉を用い《民意》を育て、自らの原始的な欲求を文明的に満たしてきた。
その結果、人間は悪を許さぬ集団以外の生き方を失い、本質ではなく額面、合理性ではなく快・不快で判断を行う下衆(ゲス)に成り下がった。
しかしてその集団としての生き方に疑問を持ち、自らの判断基準に従い生きるとして、未だに人は快・不快や正当化から逃れる事ができず、ニーチェの言うところの【超人】に至る事はかなわない。
つまるところ【ニヒリスト】とは《正義》や《民意》のカルト宗教からの独立を目指した異端者であり、新たな信じるところを持たぬ哀れな存在である。
悲しくも彼らは、結局自らの判断を正当化する為に「賢くなったつもりで」全てを否定し、新たな《正義》を作り上げるしかないのだ。
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