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アカシヤの大連 清岡卓行

ダイヤモンド
詩人らしい、散文的表現による抒情的な世界の発現。想念の爆発や、深層への到達などなくとも、この散文は十分に文芸的であり、美しい。本来、小説は何かを伝えるために書かれるものだが、この小説が伝えたかったことが何だったのか、それさえ確かであれば。そのようなことを思う。


第六十二回受賞作(1969年)
わたしの評価 ☆

わたしの印象に残った選評 大方甘い詠嘆と感傷だけで、事物は何も描いてなかった。遠方の風景を望遠鏡でのぞくようなもどかしさがあった。また私は、この作者の発想、飜訳調の文章にも反発した(瀧井孝作)
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